イギリス旅行 サバイバルガイド
こんにちは、だいこん(仮)です。
今日も天気が悪いです。風が吹いているので、落ちてるゴミが余計に散乱して、まちの汚さが増しています。
そんなイギリスも人気の旅行先のひとつです。しかし、やはり国内旅行とちがい、すこし滞在中の生活が不安になることもありますよね。ということで、今回はイギリスでサバイブするためのポイントをいくつか紹介したいと思います!
スリ対策としての信号無視*1
観光客が一番被害に遭いやすいとされているのが、スリです。せっかくの旅行の最中に財布とかパスポートとか取られたら気分も台無しですよね。
しかし、このスリがロンドンでよく発生するんです。ちょうど日本がゴールデンウイークに入る直前に日本大使館からメールが届きました。内容はもちろん、「スリに気を付けましょう」。貴重品はしっかり他人の手の届かないところに入れるしかないですね。
ただ、僕が言いたいのはそんなことではありません。
僕が言いたいのは、
身を守るために、歩行者用信号は無視してください。
やばいことを言っているのはわかっています。法学部の学生とは考えられない発言です。しかし、イギリスという国(たぶんフランスとかも)では、歩行者は信号を守りません。車道を横断したいときは、車が来ていないかを確認して、もし車が来ていたら信号を見ます。この国では、歩行者にとって赤信号は「車がくるかも」というくらいの意味しかありません。
上の話に誇張は一切ありません。僕も、「こういう文化か」ということで彼らと同じように行動しています(あえての曖昧な表現)。しかし、日本人の中には、どうしても信号を守りたいというこだわりがある人がいるようです。これが少し危険な気がするのです。
スリをする人たちは観光客を狙っています。なぜなら、観光客は多くの場合、現金をたくさん持っているからです。また、スリに気づかれても、英語のできない観光客だったら周りに助けを求めることもできないだろう、そういう風に考えられているからです。要するに、観光客はスリをする側にとって都合がいいのです。
というわけで、最善策は
観光客と思われないようにすることになります。
幸いにもイギリスには様々な国から人が集まっています。なので、それっぽく振舞えばたぶん観光客ってばれません(たぶんね)。そして、現地民になりきるために、信号を無視しましょう。
ほとんどの人が赤信号のなか横断しているとしましょう。そんな中、アジアの人が二人信号を待っています。もうターゲットになってしまいますね。しかも、立ち止まっているわけです。絶好のターゲットですよね。さらに悪いことに、1回赤信号で立ち止まる人は、次の赤信号でも止まる確率は高いですよね。だから、後ろをついていけば次の信号でも獲物が立ち止まるのです。
そして、ロンドンのスリはレベルが高いらしいです。「ロンドン スリ」で検索するといっぱいでてきます。そんなところです。なので、自衛のために信号無視くらいはあきらめるしかありません。
とはいえ、車には気を付けてくださいね!
日曜日、店やってない問題
この問題はロンドンでは発生しないかもしれませんが、僕が今いる自称イギリス第三の都市では発生します。
文字通り、日曜日が定休日の店がめちゃくちゃ多いんです。そして仮に店が開いているとしても、だいたい短縮営業です。ただ、これがまた詐欺的です。
イギリスに来て初めての日曜日に、あまりに寒かったので服を買おうとお店に向かいました。もちろん家を出る前に営業時間を確認していたので、短縮営業は知っていました。そのお店は12時オープンで15時閉店というやる気の無さが顕著なところでしたが、他の店が閉まってたので、そこに13時くらいに行きました。
まだ開いてませんでした。
あきらめて帰りましたが、そこから土曜日まで寒い思いをしました。ただ、店の周りにはオープンを待つ人たちも何人かいたのですが、どうなってるんですかね。
とにかく、日曜日に買い物をしようと考えてはいけません。スーパーくらいしかやってません。
キャッシュレスになりましょう
イギリスはかなりキャッシュレス化が進んでいます。そして、その弊害として現金で支払おうとすると、店側にお釣りとして渡せるお金がないときがあります。みんなが現金を使わないので、店側も現金がないんですね。
それだけではありません。偽札が相当流通しているのか、現金で払うと何かペンのようなもので本物かどうかをチェックされます。そんなことされると、お釣りで帰ってきた紙幣が本物なのかどうか、こっちが心配になってきます。
さらに、セルフレジが非常に多いのですが、だいたいカード限定です。現金で支払いたいときは人が立っているレジに行くしかないのですが、数が極端に少ないので待たされることになります。また、自動販売機もカードしか受け付けていなものがあります。
なので、クレジットカードは必須ですね。
一応、現金も
キャッシュレスが進む一方で、小さなパブとか、やっすいファストフード店とかは現金しかダメなときがあります。ただ大した額ではないので、あまり大きな紙幣(20ポンドとか)はいらないですね。スリにやられても諦められるくらいの金額を持ち歩くことをお勧めします。
ウインドブレーカーも必須
イギリスは紳士の国です。紳士は傘なんてさしません。なぜなら、風で傘が壊れたりしたら紳士的でないからです(少なくともそう聞いた)。
ただ、濡れるのは嫌ですよね。ということで撥水・防水機能のあるレインコート等を持っておきましょう。
雨が降っていなくても、風がきつい日が結構あるので役に立つはずです。この前は強風のせいで木からリスが落ちてきましたから。
何かあったらSORRYっていっとく
イギリスで最も重要な英単語はSORRYです。余裕があればHello とThank you も覚えておきましょう。
もしかすると、Sorryってあまり言わないよって教わったことのある人がいるのではないでしょうか。僕もどこかでそう教わりました。
しかし、紳士の国では違います。紳士はすぐにSorryです。すこし道を開けてほしいとき、ちょっとぶつかったとき、(足をふまれたときも)Sorryといいます。なんでもSorryといえばどうにかなります。日本に似てますね。
ちなみにですが、アメリカ英語での常識はイギリスでは通用しません。たとえばtomatoはどう発音しますか?紳士は「トマト」と発音します。
ドアをあけとく
イギリス人はドアをつくるのが下手なようです。
日本によくある、横にドアがスライドしてくれるタイプの自動ドアがあまりありません。というか、自動ドアが少ないんです。
なので、ドアを押すか引くかして開けるわけですが、やはり紳士の国。ドアを開けた後、他に人が来ているかどうかを確認して、ちょっと遠くてもドアのほうに来る人が来ていれば開けておいてあげます。
ちなみにですが、僕の存在に気付かなかった人がそのままドアを閉めてしまったのですが、すぐにSORRYといわれました。こんな小さなことでもSORRYと言うんです。
まとめ
写真がないので(僕の表現力と相まって)伝わりにくかったかもしれません。
要約すると、信号無視して、クレジットカードと10ポンドくらいを持ち歩いて、日曜日に買い物する計画はやめて、困ったらSorryっていいってことですね。
*1:イギリスでの話です。日本ではありません