イギリスと多様性?
こんにちは、だいこん(仮)です。
ついにテストが終わり、まもなく仮釈放で日本に帰国できます。
さて、イギリスには様々な国から人がやってきており、多様性が認められている国であるといわれます。一方で、日本はよく多様性を認めない、型にとらわれた国であると批判されます。
はたして、本当にそうでしょうか!?
まず、日本では人種や国籍の多様性がイギリスほどないのは事実でしょう。しかし、それだけで多様性がないということはできません。
僕の最近の考えでは、日本のほうがある意味多様性があります。
たとえば、日本には「オタク」と呼ばれる人たちが普通にたくさんいます。イギリスにもいることはいるでしょうが、僕の住む自称イギリス第三の都市には、オタクが暮らしていける環境は整っていないように感じます。
また、イギリス人の週末はかなり一様です。おそらくほとんどの人が同じような週末の暮らしかたをしているのではないでしょうか。まず、金曜日にクラブに行きます。そうじゃない人は、パブでお酒を飲みます。そして、サッカーの試合がある日はパブに集合して試合観戦をします。
たしかに、僕がイギリス人の生活をざっくり適当にひとまとめにしているのは間違いありません。しかし、僕が言いたいのは、少なくとも僕が住む都市にフクロウカフェはありませんし、ラウンドワンみたいな施設もありません。要するに細々とした需要に対する供給がないのです。
この点である意味、多様性がない気がするのです。
また、このほかにも地味な規範が存在します。たとえば、「雨の時に傘をさしたら負け」とか、「強くあれ!」そういうルールというか、逸脱すると少し目立つようなものが存在します。たぶん日本でオタクとされる人は、イギリスの学校ではなかなかつらいのではないでしょうか。
まぁ、何が言いたいかというと、この国で言われている多様性は、誰かが「これも認めなければならない」という主張していくことで、徐々に受け入れることのできる範囲が拡大していったもので、アメリカのように(と僕が勝手に思っている)、「何でもこい!」っていう雰囲気とは大きく異なっているということです。
すこし話はずれますが、最近なんやねんと思うのが、「欧米」という言葉です。
そう、欧米ってどこやねん!?っていう疑問です。
よく欧米では進んでいるとかいう表現を見ますが、その表現の中に東欧は含まれているのでしょうか?アメリカといっても中部は宗教色が強く、最近は中絶を禁止する法律を制定した州がありますが、ほんとうに「欧米」という文字からイメージするものと同じですか?おそらく違うと思います。あまり、ざっくりまとめると危険ということですね(まぁ、僕もイギリスをざっくりまとめてますが)。
というわけで、今日も何が書きたかったのか不明な記事になってしまいましたが、テストから解放されたところだというところですので、お許しください。
明日からは高クオリティの文章に仕上げたいと思います。