僕も武器がほしい
久しぶりの投稿になりました。だいこん(仮)です。
帰国後、イギリスと日本との差をいろいろ考えながら生活をしていると、いつの間にか1週間近くが過ぎていました。
まぁ、それについて書くわけではないのですが。
今日は、高校生のときに読んだ本を読み返したので、それについて少し書きたいなと思います。
それがこの本です。
たとえば、弁護士。
弁護士になるには司法試験に合格することが必要です。この試験に合格するには、相当な勉強量が必要になります。
そのためか、僕の通う大学では多くの学生が司法試験に特化した予備校に通っているようです。そして、学部4年間を試験合格のために費やします。
ただ、合格してしまえば、余っているともいわれる弁護士の一人になれますが、その弁護士のなかで特に差異がないとなってしまえば、余っている側の人間になる可能性があります。つまり多数派にいることは実はリスキーな可能性があります。
現在の日本にはロースクールというのがあります。
基本的にロースクールを卒業しないと司法試験を受けられません。このロースクールの本場、アメリカでは学部生は法律を勉強することができません(だから僕はイギリス留学になりました)。
そのため、アメリカの弁護士は(たぶん)法律以外も学んでいることになります。
そう考えると、日本のロースクールは、将来的に弁護士等を目指す学生が学部生の間に、法律以外の勉強をすることに伴うリスクを低下させるための仕組みといえるように思います。
つまり、コモディティにならないようにするための投資を学部時代にすることができるようにしてくれているのだと僕は考えています。
こんな風に考えて様々なことを選択してきました。
おそらく、1年間イギリスに留学したり、経済学を割とちゃんと勉強して、順序ロジスティック回帰分析とか使ってグループで論文を書いたりした、司法試験をうけようと考えている学生は少数派だと思います。ただ、こうやって他の学生と差別化を図っているつもりです。
もちろん、こんな感じでいろいろ手を出しているので、真剣に司法試験に向けて勉強している人からすると試験をなめているように見えると思います(事実かもしれません)。
僕もたいして自信があるほうではないので、他の人と少し違う進め方に不安はあります。多数派にいるほうが、ずっと楽だとは思います。
もちろん、すでに学歴とかその他いろいろ備わっているエリートは、最短距離で試験に合格することが合理的だと思います。
ただ、僕は、エリートたちと真正面から戦っても勝てる未来が見えないので、斜めから攻めたいと思います。
というわけで、いつも通り何を書いているのかよく分からなくなりましたが、僕のおすすめの本でした。
すこし古くなってきていますが、ぜひ読んでみてください!