英国紳士のユーモア
こんにちは、だいこん(仮)です。
なんとか今週も生き抜くことができました。日本にいる間に英語を読んでいなかったんですが、別に支障はないようです。
単純に授業がハードすぎて、勉強しかしていないだけです。
さて、今学期はEU政治の授業をとっています。
あと数週間でEUから離脱するという国でEUの授業を受けられるなんてすごいですよね。
早く離脱してくれるとたのしそうなのに
本日のテーマは、ジョークです。
イギリス人はジョークが好きだという風に言われています。ほんとかどうかはよくわかりません。
しかし、大学の授業中に飛んでくるジョークはとても高度です。
基本的に皮肉的で、自虐的です。そのため、政治ネタが頻繁に使われます。
先週実際にあった例を再現しましょう。
教授:「この教室にアメリカからきている学生はいないか?」
学生:「・・・」
教授「おらんの!?毎年何人かおるのに!?ついにトランプはだれも外に出さないようになったのか!!?」
学生:爆笑
一番話題に上がる(というかネタに使われる)のは、圧倒的にBrexitですね。
基本的に法律・政治の先生たちはBrexitに反対というコンセンサスがあるようで、Brexitがいい意味で使われることはありません。
ちなみに、今日はなぜか4つも授業がありましたが、3つの授業でBrexitがネタにされていました。
例えば、
教授:「公的な人、たとえば政治家のプライバシーは制限されてよいと思いますか?」
複数の学生:「イエス」
教授:「そうやんね、そうしないとBrexitとかいうわけわからんこと始めちゃうもんね」
ほかの授業では、
教授:「The European Commissionは各国から人が任命されるかたちで構成されています。まぁ、そこからイギリス人がいなくなるんですけどね, for unspeakable reasons.」
この調子でいくと、Brexitのあとはどんな感じになるのでしょうか。楽しみで仕方がありません。
こんな感じのジョークが飛んでくるので、ある程度の知識がなければ楽しくないでしょう。僕も(特に政治ネタじゃ亡くなった途端に)面白さがわからないときがあります。
まぁ、このようにジョークを入れてくれるくらい先生たちは授業がうまいというのが感想です。
僕も残りの滞在期間でブリティッシュなジョークを身に着けたいと思います。