やさいを食べにイギリスへ
こんにちは、だいこん(仮)です。
イギリスについて10日ほどでパソコンが死亡してしまったため、かなり困っていました。何とかパソコンを手に入れたものの、キーボードの操作に困っています。半角/全角のキーとかがないんでね(笑)。
さて、イギリスでの生活が始まりました。
教科書のボリュームから想像していただけるかもしれませんが、勉強に時間が消えていきます。まだ教科書だけであればいいんですけど、これに加えて論文とかを読まないといけないので、エンドレスですね。
さて、イギリスという国にはベジタリアン等の人が非常に多くいらっしゃいます。不思議なくらいに多いです。
今回はどうしてこの国にベジタリアン等が多いのかに関して思い付きを書いていきます。
①そもそも食事がマズい
イギリス人は食にこだわりません。サンドイッチさえあれば喜ぶんじゃないでしょうか。フィッシュアンドチップスなんて、魚とジャガイモを揚げただけですけど、それがイギリス料理としての地位を占めていますからね。
ちなみに僕の大学での初日の食事がこちらです。
もちろん、見た目と味が比例しないこともあるでしょうが、このケースでは比例していました。
こんな状態ですので、「野菜だけでいいや」ってなる気持ちもわかります。特に日本での食事と違って、意識的に野菜を摂取しにいかないと明らかに体に悪いものばかり(特に肉を使った料理)ですので、野菜が中心になる気持ちもわかります。
②肉が生々しい
僕もこの国で肉を使った料理をすることはありません。
肉を買いにスーパーに行くと目にする「肉」はこんなものばかりです。
画像は大手スーパーのTESCOのものです。
いやいや、マジですかって感じですよね。
生々しくて調理しにくいし、食べにくいし。どうしようもありません。
牛肉だとこうなります。日本みたいに薄く切ってくれてるやつがないんですよね。
これをつかって料理をするというわけですが、必然的にナイフで切って食べる必要が出てきます。ナイフで切って食べるって、けっこう野蛮ですよね。
そうやって、ナイフで動物の肉を切って食べるということをより意識しやすい食生活になる結果、菜食主義者になるのではないかとおもうんです。
とくに肉を食べることが動物虐待だというような意見を持つようになるきっかけがここにある気がします。
③環境意識が高い
毎回のことですが、一つくらいはイギリスのいいところも書いておきたいと思います。それは環境意識が高いことです。
環境意識が高いこと自体については依然も書いた気がしますので省略します。
wannabeintelligent.hatenablog.com
環境意識と菜食主義とどう関係があるのかということですが、それは家畜が排出する二酸化炭素やメタンガスにあります。
例えば古い記事ですが、こんなのがあります。
この記事によると地産地消の効果は小さいようで、牛が食用に成長するまでの間に非常に多くの二酸化炭素が排出されることになるようです。
こうした事実から、肉を食べるのを控えようという流れが生まれているのは間違いないでしょう。
ちなみに環境にやさしい肉はとり肉のようです。
What Is the Most Environmentally Friendly Meat?
そろそろオチへもっていきましょう。
僕がだんだんいわゆる flexitarian へ向かっています。べつに肉・魚も食べることもあるけど、基本は野菜中心の食事をするひとのことです。
要するに、だいこん(仮)は野菜ばかり食べるようになっています。
理由は上記の①です。食事がマズいからです。健康的な食事をイギリスでするには野菜しかありません。
ナイフを使って食べるのも面倒なので、ナイフを使わなくていいものを選んでいる結果でもあると思います。
とはいっても、外食(大学の外)するときは普通に寿司を食べたりするので、まったく主義でも何でもないですが(笑)。
とにかく、イギリスという国では食事が壊滅的です。
多くの人が体型を維持できません。
不幸にもイギリスに滞在するということになった場合には,体型維持のために野菜中心の生活をすることをお勧めします。